昨日、いつも通り会社へ着くなりパソコンを立ち上げ、メールを確認。
スケジュールを確認。
そして、マリンネットで波のチェック。
すると、メールは無し、会議無し、打ち合わせ無し、その上、波も無し。
いてもたってもおられなくなり、有給休暇簿に記入。
即、休み!
即、渡船屋へ電話!
すると、渡船屋の親父は、「風邪を引いたので、今からバスで病院へ行く」
親父さんは、船の免許はあるが、車の免許は持っていないのだ。
「診察終わるの何時?」
「10時ごろ」
「それなら、そっちへ行くついでに、病院に迎えにいってあげるわ」
飛んで家に帰り、道具を積み込み、餌を買い、病院へ行く。
9時45分病院に到着。
しばらく駐車場で待っているとケイタイがなる。親父さんから
「診察がすぐ終わったけん、もう港でまっちょーよ」
「OK」すぐに飛んでいく。
船に乗り込み、「いつもんとこへ行って」と頼む。
「さっき、T森さんが乗ったけど、あんたが行くけん一緒に頼むと言ってあーけん」
仕方ない、凪といっても、松島の先端は白くなっているし、舟島も時折波が越えている。
島へ着くと、T森さんへ挨拶をする。
ベストポイントは押さえられているが、その潮下へ入れてもらう。
潮は、ゆっくりと上げている。ひさびさのいい潮。
餌は何週間も入っていないなずなのに、エサトリは多く、サシエが残らない。
棚を少しづつあげていく。
8ヒロまであげて、数投目。ウキが少し沈むが食い込まない。
そんな当たりが2回続いたあと、スパッとウキは入る。
合わせを入れ、寄せてくる。
コンコンと竿をたたく。ひさびさの真鯛の引き、ただし、ちょっと小さい。
「T森さん。8ヒロできたよ~」と教えてあげた。
しかし、その後は続かない。
昼過ぎ、潮が止まる。
弁当でも食うかな、と思ったとき、いきなり、ウキが入る。
合わせを入れると、ドスンと言うような手ごたえ。
かなりの重量感。ゴリゴリとドラグを引きずり出していく。
一瞬、青物かな?と頭に浮かび、ドラグを締め直し、寄せにかかる。
頭を振らないので、真鯛ではなさそうだ。
ウキが見えた。ヒラマサならこの辺で横へ走るはずだが・・・
走らない。
瀬に入られてはたまらないので、ここからは、強引に浮かせにかかる。
赤い魚体が見えた!鯛だ!
いや、腹まで赤い・・・・・コブだ。
2、3キロはありそうなので、T森さんを呼び、タモ入れをお願いする。
そのとき、波にもまれ魚が岩に当たってしまった。
フッと、竿がはねあがった。針はずれ・・・・
ガクッ。でもコブならいいや。
その後、潮が突っ込んでくるようになり、気配はなくなる。
T森さんはフカセでクロ狙いに変更。
私は、エギングに。
しかし、しばらくやってみたが、あたりは無く、根がかりでエギをロストしたので、鯛釣りに戻る。
3時前、潮が下げ潮に変わる。
すると、また、前あたり。
そろそろ来るぞと思ったとき、スパッとウキが入る。
またも、小鯛。
そして、3枚続けて釣れた。
4枚目は、37、8cmくらいありそうだ。
これを最後にエサトリが復活。
5時まで粘ったが、追加はならなかった。
小さいながら、ひさびさの真鯛の引きが味わえた。
おととい次男が大学から帰ってきた。
魚好きなので、早速食わしてやることができた。
年末は、大荒れの予報なので、これが釣り納めとなりました。
皆さんよいお年を!