かご釣り日記

かご釣りにこだわり、真鯛を狙って、島根半島(野井、瀬崎周辺)と隠岐の島前での釣行記でしたが、野井の渡船屋さんが廃業したので、次のホームグラウンドを探索中です。

2015年08月



帰り際、船長に渡船代を渡し、車に乗って帰ろうとすると

船長が、私を呼び止める。

「がいなヒラが港に入ってきた。」

80クラスが2本入ってきたみたいだった。

やはり、ここにもヒラが回っているんだなぁ

スズキではなく、ヒラだったらと思ってしまった。

土曜日は、雨だったので、

本日出撃。

朝3時港へ到着。

今週も、駐車場に車は1台もなし。

船長は、すでに船に乗っていた。

しか~し、船は、波で揺れている。

港の奥で船が揺れているなら、

外は、時化。

「これだけ船が揺れているなら、無理だよね~。}

「かもね~。でも、一応行ってみますかぁ」


真っ暗な中、いつものホームグラウンドを目指す。

瀬崎の港までは、かすかに揺られていたが、

波高を越えると、ドンブラコッコ、ドンブラコッコ。

波高は、1.5m位か。

やはり、磯は、波に洗われている。

隠岐のチャター船なら、船首を押し付ければ、

何のことはないが、

小さな船では、船付けも恐ろしい。

「帰って、もう一度寝まぁ~~す」

お盆明け、16日。

朝3時前、港へ到着。

車は、私の車1台のみ。

だあ~れもいない。まじで!


船長はすでに、準備をしていた。

どこへ行こうか?

いつものホームグランドか、それとも別の場所?

うううむ・・・

やっぱりいつものところへ。


船は真っ暗な海を進む。

闇夜のため、満天の星。

シャクリのライトがなければ、さらにすごい星空だろう。

波は、1m。潮はピタリと止まっている。

風が無いので、ライトを点けると虫が半端ない。

鼻の穴に、飛び込んでくる。

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3時半、潮が、ゆっくりと下げ始める。

ここのポイントは、下げはダメなのだが・・・

舟島へ行けばよかったなぁと思っていると、

ポコッとグリーンの電子ケミが入る。

合わせを入れようとベールを起こすと、

プカァ~~と出てきた。

巻いてみると、手ごたえ無し。

しかし、何かついているので、上げてみると、

20cmちょっとのイサキ。
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4時を過ぎると、東の空から星が消えていく。

夜明け前。
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4時20分。

下げ潮が速くなり、50mほど流したところで、ケミが消える。

合わせを入れると、生体反応。上品な引き。

これは、イサキの引き。

上がってきたのは、30cmちょっとか。
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5時前、ウキが立ち、仕掛けがなじむと、スパッとウキ入れ。

これは、真鯛の入り方。消し込まれるスピードが違う。

合わせを入れると、がっくり、小さい。

上がってきたのは、30cm位の真鯛。
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徐々に明るくなってくる。





白々と明るくなってくる空の写真を撮ると、

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なんと、ブイが浮かんでいる。

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網が入っていれば、釣れるわけないがぁ。

やっぱり、舟島へ行けばよかったなぁ~~





5時を過ぎると、明るくなる。
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前回は、ここでフグが出現。

仕掛けを投入すると、水面でフグのナブラが発生するのだが、

しかし、今日は、何か様子が違う。

しばらく流した後、当たりがある。

おそらく餌が残るのだろう。





ピコッ、ピコッとウキに反応。

上げてみると、フグではなく、手のひらサイズのチャリコ。
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その中でもやや手ごたえのあったのがこいつ。
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7時半に迎えを頼んでいたので、

7時過ぎ、仕掛けを流しっぱなしで、片付けをしていた。

上げてみると、サシエが残っている。

もしかして、青物が回っている?

しかし、今の時期の青物は、虫がいるし、

これ以上いると、灼熱地獄。

なので、予定通りさっさと帰った。

先週と同じく、2時40分に港へ到着。

車はたったの1台。

またもや、Aさんだった。


先週と同じく今週も、私とAさん 2人の客を乗せ、出船。

Aさんも、私も、いつも上がる磯は決まっているので

船長へは、Aさんも私も「いつものところ」で通じる。

まずは、Aさんを渡し、次に私のポイントへ向かう。


すると、松島の沖で、エンジンストップ。

ペラにロープが絡まった。

がっちり食い込んでおり、なかなか取れず、20分のロス。

これだけは、致し方ない。


3時半過ぎようやく第一投。

波は、0~0.2m

潮は動かず。

満月が、西の山へ落ちようとしている。


一投目からサシエが落される。

二ヒロほど棚を上げると、サシエが取られたり、残ったり。



4時過ぎ、先週は、ここから時合がきたが、

今日はどうかな・・・と見ていると

ウキがピコピコ。

やべ~~。こいつはアジの当たり。

アジが2匹掛かったあと、


4時半、綺麗なウキ入れ!

合わせを入れると、ガツンと手ごたえ。

ゴンゴンを頭を振っている。

間違いなく、真鯛の引き。

時折、ギ~ギ~とドラグを引き出し、パワー十分。

50cmは十分あると思ったが、上がってきたのは、

45cm弱くらいか。


次の当たりは、やさしい引き。

これは、イサキ決定。

30cm位のスリムなイサキが上がってきた。

よく見ると、2本針の上にイサキ、下にチャリコ。


時合だ。急いで投入すると、

またも当たり。

今度は、上がチャリコ、下がイサキ。

今度は、ウキを沈めきれないチャリコ。

そして、とうとう5時。

フグの登場。

終了。



一応、迎えの8時まで、あがいてみたが、

上がってくるのは、フグ、フグ、フグ・・・

海面にマキエがこぼれると、バチャバチャとナブラのようだ。

このフグが消えるのはいつになるだろうか。

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