かご釣り日記

かご釣りにこだわり、真鯛を狙って、島根半島(野井、瀬崎周辺)と隠岐の島前での釣行記でしたが、野井の渡船屋さんが廃業したので、次のホームグラウンドを探索中です。

2019年05月

25日、土曜日


4時、出船。いつもの磯へ。

4時半第1投。

潮は動かず、ビターーと、止まっている。

サシエは、残った。

ここのところ、人が入っていないとのことなので、

せっせ、せっせと打ち返す。


前日は、西の強風。

渡船屋に電話した時は、

風が強いケン、明日は分からんから、朝電話して!

と、言っていたが、風は全く落ちて、波高0.2m。

超べた凪!



ようやく、サシエが落ちだす。

しかし、ウキは入らず。

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たまに、チュンチョン、ススーーとウキが入る。

典型的なエサトリの当たり。針には乗らず。



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6時、投げそこなったウキがいきなり、スパッと消し込まれる。

本命の当たり。しかし、手応えが無い。

頭を振らない。本命ではないのか?

ウキが見えたとき、ようやく、コン、コンと頭を振りだす。

海面に、ギラリと白い影。・・・・・小さっ!でも、真鯛。

ハリスをもって、抜き上げようロ思ったとき、

すっぽ抜け!!!!ガックリ。


その後、時折、ベラが遊んでくれる。


9時、潮が、動き出すが、

突っ込んでくる、最悪の潮。

右の湾に入る。

瀬際で、ウキがゆっくり入る。

チェッ!ボッカか、フグだ。

合わせを入れると、やや重い。

寄せてくるにつれ、引きが強くなる。

なんだこれ?

海面を見て納得。サンバソウ。

30cmちょっと。

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その後も、当たりなし。

潮は最悪。

風も、向かい風が強くなったので、10時半、迎えの電話を入れた。


5月11、12日に隠岐遠足へ行ってきた。

前日から、知り合いが渡っていたので、

金曜に情報をもらった。

知り合いというのは、ボウズ戦隊釣りレンジャーのパープルさん。

ドン深の高場にいるとのこと。

真鯛狙いなら赤灘周りがいいらしい。

赤島は、通しがいるので、黒島鼻がいいよとのアドバイス。

土曜日の朝4時出船なので、

前日から港で車泊まりした。

夜9時、松尾丸が港に入って来た。

日帰り客が帰って来たみたいだった。

どうやら、ヒラマサほとんどなく、

マルゴばかりクーラーに入っていた。

早速、翔平船長に挨拶し、黒島鼻を予約した。

すると、今日は黒島鼻は、激流が通して

船をつけるのも大変だったとのこと。

激流~~ウ!!待ってました!



朝3時に起きると、人がドンドン集まりだしていた。

黒島鼻は、一番最初に降りるので、最後に荷物を積んだ。

今回は、ポーターが二人もいるので、積むのも楽ちん。


5時半、黒島鼻に到着、K先輩と降りた。

中央にK先輩、その左側に座を構えた。

激流になれば、観音釣りをしようと打ち合わせた。

ハリス6号4.5ヒロ。カゴまで11ヒロ。





6時前、第1投。

仕掛けがなじみ、ウキが立つと、動かない。

潮が止まっているジャン。ガッカリ。

すると、スッ、スーーとウキが入る。

あれ~~!1投目から、ウキが入った。

手応え軽く、竿を叩かない。

あがってきたのは、やっぱり、イサキ、小さい。


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潮は、ジワ~~と上げたり、下げたり。

3投目、また当たり。

今度は、チャリコ、30㎝弱。

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このサイズが、続いて2枚。

そして、また、イサキ。

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7時、また、ウキが入った。

合わせると、ググッ~~と重たい。

寄せてくると、何とか寄ってくるが、

徐々に重くなり,強烈に突っ込みだし、

ドラグがズリズリ引き出される。

最初は、50cmくらいかと思ったが、60cm以上はありそうな手ごたえ。

「Kせんぱ~~い!タモ~~!」

と、呼んだが、「俺も当たった。」

「先にあげるケン。待ってて・・・あれ?外れた」

この間、瀬際で何度も突っ込むので、必死で耐えた。

ようやく、K先輩に掬ってもらい、

メジャーを当てると、70cm。やったね~~!

真っ黒のオス。精子をピューピュー出していた。

早漏野郎め!

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夕方まで、潮は、フラフラと右へ行ったり左へ行ったり。

底潮は、動かないが、磯際の潮は、非常に早く、右へ、左へ。

道糸が取られ、釣り辛い。

それでも、ポツリ、ポツリとチャリコが釣れた。

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夕方、下げ潮も激流になりだした。

K先輩が潮下になった。

激流は、流さない。ここぞと思ったポイントで、止めて待つ!

5時、K先輩が、「来た~~~」と叫んだ。

デカそう。

ドラグがズリズリ、引き出され、

右手でドラグを押さえながらポンピング。

磯際まで寄って来たが、何度も突っ込む。

おそらく、K先輩は、アドレナリン全開。

海面に白い影がギラリ、デカ~~~

何とか掬い上げ、メジャーを当てると、ギリギリ80cm。

やられた!逆転された。




30分後、大鯛の出たポイントで俺に当たり。

大鯛ではなく、55cmの中鯛だった。

鮮やかなピンクのメス。

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いよいよ、夕間詰めになるが、当たりが無い。

夜釣りに突入するが、当たりは無い。

8時頃から、晩飯のカップ焼きそば。

さらに、缶詰で焼酎を飲みだしたら、

調子にのって、酔っ払い、9時に就寝。

まあまあ、釣れたので、安心して熟睡。



3時起床で、釣り開始。

潮は、上げ潮の激流。木路ガ崎へ向かっている、本潮。

二人並んで、観音釣り。

あまり流さず、100mくらいのところで、止めて待つ。

しかし、当たるのは、K先輩ばかり。

60㎝くらいの真鯛を釣られてしまった。

明るくなると、東風が強くなる。

潮と風が逆で、釣りずらい。

K先輩が大鯛を釣ってから、ツキがK先輩に移ったようだ。

K先輩ばかり当たりが続く。

それでも、10時、イサキが2枚来たが、1枚磯際でバラシ。

これで納竿。



釣果は、真鯛70㎝(釣具屋の検量では、68㎝、3.9kg)

55cm1枚、30cm前後7枚

イサキ、30cm前後、4枚



パープルさんの情報のおかげで、

まあまあの釣果ではなかったかなぁ。

パープルさん、ありがとうございました。

前日の夕方、渡船屋に電話すると、

「明日は、たぶん出れるよ。」

なら、行くしかないッショ。




3時起床、4時出船。

波は、1mくらいだが、たまにうねりがある。


4時半、第1投。

ハリスは、5号、5ひろ。ウキ下、11ヒロ。

潮は、ほとんど止まっているが、若干、下げ潮。

ガッカリ、ここは、下げ潮は、食わない。

それでも、魚を寄せるべく、せっせと打ち返す。

サシエは、残ったり、無くなったり。

全く、変化なし。気配ゼロ。

それでも、同じポイントへ打ち込む。


6時、潮が、わずかに、上げ潮に変わった。

ウキがなじんだ時、

ウキが、スパッと消し込まれた。

真鯛っぽい、入り方。

合わせを入れると、ガツンと手応え。

ゴンゴンと頭を振っている。真鯛確定。

突っ込むたびに、ドラグもズリズリと引き出される。

タノスウ~~~イ!!

仕掛けが海面に出ても、まだ、突っ込み、ドラグを引き出す。、

でも、先日のマルゴ程ではない。

最後は、ぷカリと浮かんだので、ハリスをもって、引きずり上げた。

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50cm

丸々と太って、体高もある。

今年、2回ともピンクが拝めて、調子いいジャン。

その後は、潮が止まり、またもや、気配が無くなる。

サシエが、残る。

東風が、時折、強く噴き出す。

更に、潮が下げに変わる。

風が強くなり、白波が、立ち出し、波も大きくなってきた。

あまり大きくなると、船がつけられないからなあ、そろそろ、渡船を呼ぼうかなと思ったとき、

K渡船がやってきた。

「まだ、やるかね~~」

この島は、電波が悪く、先端の位置では、電話がつながらない。

何度か、俺に電話したけど繋がらないので、様子を見に来たらしい。

これ以上、粘っても無理っぽいので、撤収とした。

半年ぶりに引っ張りだした、道具。

ライフジャケットのポケットが塩噛みしていた。

とりあえず、クレ556を掛け、ペンチで引っ張るが、びくともしない。


ネットで検索すると、お湯で塩を溶かすといいらしい。

ヤカンいっぱいにお湯を沸かし、

チョロチョロと、時間を掛けながら、お湯を掛けた。

すると、ペンチで引っ張ると、あーら不思議、

スルリと動いた。

今年の初釣りとなった今日、

記念すべき令和の初日となった。

連休も、前半はうねりがあり、渡れない日が続いた。

ようやく、波も落ち着き渡ることができた。

なんと、半年ぶり。

去年は、釣りを始めて、最も釣行回数が少なかったが、

今年は、さらに少なくなるかも。

4時半、出船。

いつものポイントに渡る。

ケミホタルを付けて、5時、釣り開始。

ジワジワと上げ潮、いい感じ。

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5投目くらいから、サシエが取られだす。

潮はいい感じなのだが、気配なし。

6時前、ウキがポコポコと反応。

あげてみると、20cmのチャリコ。

今年の初物。・・・・サビシー

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6時過ぎ、船が一艘やって来て、刺し網をあげだした。

ゲゲゲ・・・

これじゃ、魚が逃げちゃうじゃん。


8時過ぎ、いきなり、ウキがスパッと消し込まれる。

消し込まれるスピードで真鯛決定!!

手ごたえは軽いが、コンコンと頭を振っている。

上がってきたのは、30㎝の真鯛。


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8時半、再び、ウキが消し込まれた。

先ほどより、やや重い。

あがってきたのは、40㎝の真鯛。


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9時、今度は、前当たりがあって、ウキが消し込まれた。

消し込まれるスピードが、真鯛ほどではない。

合わせを入れると、ガツンと重い。

そして、ドラグが、ギギギと引き出される。

ジワジワとポンピングで寄せるが、

何度も道糸が引き出される。

この突っ込み方、青物決定!

ハリスは、5号。

まあ、このくらいなら、切られることは無いだろう。

何とか、天秤まで巻き上げるが、

ハリスを5ヒロ取っていたので、浮いてこない。

磯際で、何度も走られるので、ヒラかと思った。

ようやく、ハリスを掴み、タモ入れ成功。

大きさは、70㎝。

口元を見ると、角ばっている。

ヒラではなく、マルゴ。残念。


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その後、ピタリと当たりが止まり、

エサトリの当たりさえなくなり、

12時、迎えの船に乗った。


朝、観音様を拝めたので、ご利益があった。

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